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ついに『シグナル長期未解決事件捜査班』が最終回を迎えますね！

大山の死、健人の兄の死、岩田の死、すべての始まりとなった武蔵野市集団暴行事件の真相に迫りつつあった前回。

裏ですべてをコントロールしていた黒幕の存在に、健人も大山も気づきました。

大山に自分の兄を助けてほしいと無線に向かって叫んだ健人。

しかし、それは大山の身にいよいよ危険が迫るということ。

過去を変え、大山も助かる道はあるのでしょうか…？

今回は『シグナル長期未解決事件捜査班』第9話の振り返りと、最終回の第10話のあらすじをご紹介します。

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この記事の目次

『シグナル長期未解決事件捜査班』第9話の振り返り(ネタバレ)
『シグナル長期未解決事件捜査班』第10話、最終回のあらすじ
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まとめ

『シグナル長期未解決事件捜査班』第9話の振り返り(ネタバレ)

岩田（甲本雅裕）が死の直前に残した言葉がきっかけで、白骨化した大山（北村一輝）の遺体を発見した健人（坂口健太郎）と美咲（吉瀬美智子）。抱いていたわずかな希望を打ち砕かれ、悲しみに暮れる美咲のそばで、健人は遺品から一枚の名刺を見つける。それは、兄・亮太（神尾楓珠）の逮捕後、幼い健人が通った焼き鳥店のものだった。

1999年、亮太が集団暴行事件の主犯として逮捕され、加害者家族となった健人は、母親と離れて親戚の家へ。大山は中本（渡部篤郎）が誰かをかばうために亮太を陥れたことに気付くが、強大な権力を前になすすべもなく、己の無力さを感じていた。そして、せめて健人が食べるものに困らないよう、寂しさに負けないようにと、来る日も来る日も人知れず健人の様子を見に行く。

2018年、名刺の焼き鳥店を久しぶりに訪れ、おかみ（濱田マリ）から当時の話を聞いた健人は、初めて知る大山の優しさに胸を熱くする。そして、やがて命を落とす大山の未来を変えようと、亮太の事件から手を引いてほしいと頼み込む。その口ぶりから、大山はこの先自分の身に何が起きるか察するが、過去が変わることで健人に幸せを手にしてほしいと願う大山はそれを拒否。無線の先の健人に「必ず真実を暴いてみせる」と告げる。

やがて、大山と岩田の死に警察関係者が関与していることに気付いた健人と美咲は、すべての発端となった武蔵野市集団暴行事件を洗い直すことに。その被害者である井口奈々（映美くらら）を見つけ出し、話を聞きに行くと、思いもよらぬ事実が明らかになり…。

健人と桜井が発見した白骨遺体は、大山のDNAと一致した。

大山の実家を訪ねた健人は、自分が子供のころに行っていた焼き鳥店の名刺を発見する。

亮太が逮捕された後、健人は伯父の家に引き取られ、苗字も母親の旧姓に変えていた。

母親からその話を聞いた大山は、健人を心配し様子を伺いに行った。

「夕飯は何か買いなさい」と500円が貼られたメモを握りしめ、健人は焼き鳥に入っていく。

メニューにないオムライスを注文する健人に怪訝な顔をする女将だが、大山が余分にお金を出しあの子が着たらオムライスを作ってやってほしいと頼むのだった。

健人に声をかけることはなく、少し離れた席から様子を伺い、健人が店を出るときには一緒に出て後ろからついていき、見守ってくれていた。

この話を女将から聞いた2018年の健人は、自分はずっと孤独だと思っていたがそうじゃなかったと、大山の優しさに涙を流す。

無線が繋がり、大山に武蔵野の事件から手を引くようにお願いする健人。

大山と最初に無線が繋がった時に、銃声が聞こえた話までして、なんとか大山の身を守りたいと思うが、大山は絶対にあきらめないと引かない。

冤罪で兄が逮捕され、家族がバラバラになってしまった幼い健人の姿を見ている大山は、健人には一つ屋根の下で幸せに食卓を囲んでほしいと話す。

健人の部屋で桜井とともにもう一度事件を考え直す。

そして、事件の真相を知っているもう一人の人物、武蔵野事件の被害者の井口に話を聞きに行く。

井口は、健人と桜井に亮太は犯人ではないこと、いつも唯一優しくしてくれていたことを涙ながらに話す。

しかし、貧しく酒浸りの父との暮らしをする中、中本がやってきてお金とともに「賢い選択をしろ」と言われたことを告白。

今からでも遅くはないと、真相を話すよう説得する健人だが、自分には家族もいてそれはできないという井口。

亮太は自殺したという健人の話に、信じられないという井口は、少年院にいる亮太から手紙を受け取り、亮太が再出発をするんだと決意をしていたことを話す。

あれは自殺をするような人の言葉とは思えないという井口に、兄は自殺ではないのかもしれないと考え始める健人。

大山は、出所した亮太から電話を受けていた。

真犯人の証拠を渡したいという亮太は、他の刑事は信用できない、大山さんは最後までちゃんと話を聞いてくれたからと大山に取りに来てほしいという。

わかったとすぐ向かおうとする大山だったが、桜井の捜査会議のフォローに入るためすぐには向かえない。

岩田が殺される直前に健人を呼びだした城西病院を訪ねる健人は、岩田が亮太の血液検査のデータを取り寄せていたことを知る。

その結果から、人が気を失う量の精神安定剤と血液が固まりにくくなる成分が検出されていたことを知り、亮太は自殺ではなかったと確信する。

勝手な動きをする健人のもと慌てて桜井がやってくる。

健人は兄は殺されたという話をする。

そして、時刻が23：23を迎え、桜井の前で大山との無線が繋がる。

大山は、亮太は犯人ではない、その証拠も持っているようだと話す。

健人は、兄はこのままでは殺される。助けてください！と精一杯叫んで無線は途絶えた。

見覚えのある大山の無線機と聞こえてくる大山の声に驚きを隠せない桜井だった。

『シグナル長期未解決事件捜査班』第10話、最終回のあらすじ

大山（北村一輝）の死の真相を突き止めるため、武蔵野市集団暴行事件の被害者・井口奈々（映美くらら）に会いに行った健人（坂口健太郎）と美咲（吉瀬美智子）。奈々は、健人が事件の主犯として逮捕された亮太（神尾楓珠）の弟だと知ると、重い口を開き、19年前の真相を語り出す。そして、やり場のない怒りがこみあげる健人に、少年院にいた亮太から一通の手紙を受け取ったことを明かし、その内容から亮太が自殺などするはずがないと訴える。奈々の言葉で兄の自殺に疑念を抱いた健人は、岩田（甲本雅裕）の死の直前の足取りを追うことに。すると、亮太の死が他殺だという証拠にたどり着き、事件の裏で糸を引いていた黒幕の正体にも気付く。

何としても亮太を助けたい健人は、大山の身に危険がおよぶことを覚悟のうえで、過去を変えるため、美咲の前で無線機を取り出す。当然、美咲は見覚えのある大山の無線機をなぜ健人が持っているのか理解できない。健人はこれまでに起きた不思議な出来事をすべて打ち明け、呆然とする美咲の隣で「3月20日、兄は自宅で何者かに殺されます！お願いです、兄を助けてください！」と大山に助けを求める。

2000年、健人と無線で交信する数時間前、大山は少年院を出たばかりの亮太から連絡を受けていた。自らの無実を証明する真犯人の証拠を持っているという。その矢先、健人から亮太の死が他殺だと知らされた大山は、その証拠こそが亮太の命取りになると気付き、急いで亮太の元へ向かう。

一方、大山の身にも危険は確実に迫っていた。過去が変えられると知った以上、健人同様、何とかして大山の死を防ぎたいと考えた美咲は、無線機を使って18年ぶりに大山と言葉を交わす。そして、これまで胸の内に秘めていた想いと、健人が大山にどうしても言えなかった“あること”を伝えるが……。

ついに黒幕の正体にも気づいた健人と桜井。

大きな力を前に、事件の真相を明るみに暴くことはできるのでしょうか。

そして、18年前の大山と交信できる無線機の存在を知った桜井。

桜井自身も、大山の命を守るため言葉を交わすようです。

健人の兄である亮太を助け、自分の身に迫る危険をも回避するということは可能なのでしょうか。

最終回は、絶対に見逃せませんね！